写真:「びざん」使用作品実例

日暮 雄一 / 長崎の教会群とキリスト教関連遺産

日暮雄一さんは「AIJPびざん」を使った写真作品を制作されておられます。
今回の写真展には、特注で作られたサビ加工を施した額縁に、アワガミのびざんを組み合わせた作品
を発表されました。

サビと和紙の相性のよさが、作品を際立たせています。
「この額縁に合うのはびざんしかないのです。」という、嬉しいお言葉を日暮さんにいただきました。

写真左は、隅田川リバーサイドギャラリーの展示風景
写真右は、新宿ゴールデン街Bar十月での展示風景


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日暮 雄一 PROFILE

1970年東京生まれ。
1996年武蔵工業大学大学院建築学専攻修士課程修了。
豊田博之建築設計事務所(93年)、松田平田設計(96〜03年)を経て 2003年にフリーの
カメラマンに転身。
2004年にマリ共和国のジェンネのモスクの土壁塗りを 2ヶ月間現地で待ち続け撮影に成功。
建築の設計をしていた経験を活かし、日本のみならず 西アフリカの土着的な住居まで建築を
中心とした撮影を行う。

くらもち まり / 梅の香を

Flower Portrait Exhibition 鈴木光雄ワークショップ修了展より。 
                      2017.07.11-23 Roonee 247 fine arts


今回、「AIJP出力サービス」を利用しました。データ担当の方をやりとりがありましたが、
提案で送られてきた3枚のプリントの中から選ぶのに迷いがでてしまい、なかなか選べま
せんでした。
しかし、選んだ写真は満足のいくものとなり、その後の額装につなげることができ、こうし
て他の方に委ねることで、さらに写真が良くなる喜びを味わうことができました。

この梅写真は、大きな作品だったため額も全紙サイズとなりました。
そのため、展示会場でもあるRoonee 247 fine artsさんに相談し額装の方法を一緒に考え
ていただきました。
厚口の耳のある紙をしっかり見ていただくことができるようにマットをダブルマットにし、
額に負けない作品にすることができました。

この他、多くのグループ展でも好んで使用しているため「写真ながらも絵のようですね」と
声をかけていただくことが多くなり、和紙のおかげで自分の求めていた表現方法を見出す
ことができました。

フィルム写真での展示が中心になってきているため、モノクロフィルム写真は暗室で手焼き
プリントを、カラーフィルムではデジタルデータ化したものを利用し、和紙の特徴を活かし
てこれまで以上に絵のような雰囲気の作品を創り出せたらと考えています。
また、他の和紙も使用することで、新しいコラボレーションを楽しんでみたいとも思ってい
ます。

kibino-n. / 日々の草花たちの小さな写真展

「日々の草花たちの小さな写真展」という個展をした時に
窓際をアワガミのポストカードたちで彩りました。


「白峰 はがき」と「びざん 純白 中厚口(A5)」 を使って制作しました。
紙を通し慣れるまで緊張しましたが、発色が良くて思った以上に良く仕上がりました。

和紙で表現したらステキだと思う、柔らかな花や風景の写真を撮ってプリントしていきたいです。
いつか上手に撮れるようになったら掛け軸にもチャレンジしたいです。


これからも御社の製品を使って行きたいと思っております。
紙に負けないように頑張って行きたいと思ってます。

黒川 雅代 / ハ テ ル マ

Recon PHOTO SCHOOL専門コースの卒業展の際、「AIJP びざん」に
プリントをしていただいた黒川 雅代さんに、お話をうかがいました。


---黒川 雅代さんからの感想---

作品のテーマは『ハ テ ル マ』。


「沖縄にある波照間島が大好きで25回通っています。

近くも遠くもない、観光客でも住人でもない、旅人と島人の間
今回の展示では波照間島との心地いい距離感を表現しました。」


黒川さんが、今回の作品に「びざん」を選ばれたのは、5種類ほど和紙を取り
寄せられ、それぞれテストプリントをされた中で、ご自身の写真イメージに
ぴったりだったからだそうです。

「今回、和紙にプリントをしてみて、フィルム写真の良さや雰囲気を出せること
ができそうです。」

と、おっしゃっていただきました。


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白岩 吉明 / ヒマラヤ山脈の北側から見た風景

壮大なヒマラヤ山脈の魅力に取りつかれ、数十年にわたり写真を撮り続けている
山岳写真家・白岩吉明さんに、「AIJP」についてお伺いしました。


---白岩 吉明さんからの感想---

写真プリントに関しては、まだ駆け出しでして、目下勉強中と言ったところです。
昨年6月に「AIJPびざん・耳付」を貴社の郷司氏にプリントしていただき、銀座の
「フレームマン・ギャラリー」で個展を開催した折の評価は大変良かったです。
今回、伊豆での個展開催は、その流れを汲むものです。
今回の期間中、別荘地の皆様が分けて欲しいとの事で、初めて自分で「オリジナル
プリント」なるものを作り、皆様のご要望に応えている次第です。

全日本山岳写真協会に所属し、今は主に「チベット・ヒマラヤ」をフィールドに
しているアマチュアカメラマンです。

これからA.I.J.P.をご使用になる方へのアドバイスとして、
「私も知ってから、まだ1年くらいです。たまたま幸運にも「AIJP」に出合いました
が、多くの方々は出会う機会もないかと思います。
全日本山岳写真協会や伊豆の別荘地の皆様など、私の狭い世界の方々に目下宣伝中です。
発色・風合い・価格等は、格闘して行くしかないと思っています。」

Derrick Choo / "Silent Japan"

Derrick Choo is a talented photographer based in Singapore, His recent exhibition "Silent Japan" features images of Hokkaido
and Honshu printed on Awagami's A.I.J.P Bizan washi. Derrick writes about his images and Awagami A.I.J.P Bizan:

"Silent Japan" features a quiet stillness that reflects my impressions of the land. The photographs capture pockets of tranquility and the solitary, simple & austere beauty of Japan. By focusing on the natural, ordinary and often rustic objects, the viewer is invited discover the innate beauty found in the exquisite patterns left by the flow of nature and man.
The series is rooted in the Japanese aesthetics of "wabi-sabi" commonly defined as the beauty of things imperfect, impermanent, and incomplete.
Each image has been printed on Awagami's A.I.J.P Bizan (300 gsm white) digital washi adding much to the overall feeling of "wabi-sabi" with the paper's organic deckled edges, subtle surface texture perfectly fitting within the natural essence of the images."

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阿部 高嗣 / しまなみライフ

---阿部 高嗣さんからの感想---

阿部さんが新宿エプサイトギャラリーにて写真展「しまなみライフ」を開催される際、
いただいたお便りより。

しまなみライフの阿部です。
私は、びざん、とっても気に入っています。
子ども写真の場合、私がびざんで目指したのは、いわさきちひろさんのやわらかさです。
まさしくこれだーという感じです。
びざんは他の紙と全く別物です。
ご覧になる人の子ども時代に、時間をタイムスリップさせます。
まさしく私の写真にぴったりのような気がします。
紙には手漉きなので当然ムラがあります。
そのムラをうまく味方につけて作品に命を吹き込むような感じです。

注意したいのが、表面の加工を刷毛を使って手作業で行っているそうなのですが、
その刷毛の毛が表面に残っている場合が稀にあります。
プリントする前は、ゆっくりあせらず、紙の粉などを取り除きながら表面をじっくり観察
するといいと思います。
一枚一枚仕上がりを想像しながら、紙と対話するような感じです。

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akane/loin mais près

---akaneさんからの感想---


AIJP(和紙)を選んだ理由は、

「とにかく和紙の質感が好きなこと。
 作品をやわらかく見せてくれながらも、AIJPはくっきりした線も出してくれるところ
 が気に入っているので。」というakaneさん。

プリントはA3サイズはご自分で、A2サイズはAwagami Factoryの出力サービスを
ご利用いただいています。


フィルムカメラからのプリント写真をスキャナで読み込んで制作されるakaneさん。
和紙プリントの仕上がりは、
「柔らかでノスタルジックな感じが出て、大変気に入っています。」とのことです。

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大坂 寛/botanic heart(遠きは花の香り)より

---大坂さんからの感想---

大坂さんは、2008年頃から、【A I.J.P. びざん】に写真作品をプリン
トいただいております。

「今回のテーマには和紙を色々試したが、インクの乗り、表面の風合
い、手漉きの耳の残る趣など、条件にぴったりであった。
紙への染み込みやインク乗りの深みなどは表面加工の調整で可能との
ことだが、和紙の風合いを第一に考えれば難しいところであろう。
両立しうるインクジェット和紙の更なる開発を期待したい。

何れにしても元々モノクロ写真を暗室現像にて作品を造ってきた自分
であるが、デジタル写真でもそのオリジナル性をこの【びざん】によ
って美術館クラスの作品を生める素晴らしい製品であると思う。」

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山本 功巳/A distance of atmosphere

---山本さんからの感想---

インターネットで見られたのがきっかけで、AIJPをお使いいただけるよう
になった山本 功巳さん。
「銀塩写真の材料がどんどんなくなっていったので、
モノクロバライタ紙の代わりになるインクジェット紙を探していました。
いろんな紙のセットが入ったおためしセットがあったのでまずは、それを
注文してプリントしてみたらとても気に入りました。それからずっと愛用
してます。主につかうのは、びざんと楮の生成りです。」


「モノクロ写真なので、黒のバリエーションの中でどれだけ階調をだすこ
とができるかが問題でした。
最初は黒すぎたりして失敗しましたが、慣れてくると乾いてからこれぐら
いは出るだろうとか予測できるようになりました。価格はもう少し安くな
るとうれしいですが、それで品質が落ちるといやですね。

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渡辺 雅之/「錦魚」(上の作品)・「紅点」(下)

エプソンのイベントにて、アワガミ「A.I.J.P.」を知っていただいた
渡辺さんは、モノクロ写真、カラー写真、グラフィックを使った作品
づくりをされています。

---渡辺さんからの感想---

耳付きの和紙である「びざん」が伝統文化である「日本画」のイメー
ジと自分の中で融合したため、採用してみました。余白を幾分広くし
て額縁効果をねらいました。
その風合いにとても満足しています。


「錦魚」(上の作品)のような落ち着いた色調の絵には「びざん白」
を用いました。プリンターキャリブレーションツールによって、自分
で用紙のICCプロファイルを作成して出力しましたが、それでも元々
の紙色のためか黄色が強く発色する傾向があり、微調整が必要でした。
しかし、結果として絵が全体的にくすんだ中にも、背景の黄色部分が
鮮やかになり、そこだけ金箔や金泥で処理したような感じに仕上げる
ことができました。
「錦魚」作成においては、「びざん白」の黄色の発色の癖が、良くも
悪くも働いた印象です。

「紅点」(下の作品)は、清々しさを表現するために、「びざん純白」
を用いました。こちらもICCプロファイルを作成しましたが、発色の
癖は特に見られずデータどおりに出力できました。

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Paul Kohl

---ポールさんからの感想---

「びざん」はすばらしいです。
重さと表面の風合いがすばらしいと思います。
プリンターのプロファイルを出すのにしばらく時間がかかりましたが、
プロファイルを変えることによって出力した色の状態がかなり違って
くることがわかりました。

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小久保 葉子/nostalgia

---小久保さんからの感想---

キャンパスに絵を描いたような温もりのある写真の仕上がりを求めていたところ、このアワガミに出会いました。

インクジェット紙『びざん(中厚口)』と『楮(厚口)生成』 を使用したのですが、どちらも理想に近い仕上がりとなりました。
手漉き紙の『びざん』については、手漉き紙ならではの耳がついており、額とは異なる味のある風合いを出しています。
作品のイメージからもこの風合い感は、私にとってとても重要でした。
また、人物の作品が『楮』ですが、ソフトな深みを出すのに最適だと思いました。

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岡本 和行 / 花 hanabi 美

---岡本さんからの感想---

岡本さんは、広告写真家で、ご友人がニューヨークから持ち帰られたGregory Colbertの写真集により、阿波和紙を知られたそうです。
写真展を開催するにあたり、アワガミのインクジェット用和紙を実験的に使ってみたところ、とても良い仕上がりになったそうです。
ちなみに、プリンターはエプソンPX-9000で、インクはエプソン顔料インクを、黒はマットブラックを使用されているそうです。


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高橋 和幸/「パテックフィリップと蓮」

---高橋 和幸さんからの感想---

和紙の風合いを求めて使用しました。今のところ時計の金属性と和紙のマテリアルのマッチが面白く表現できていると思います。スイスの時計会社の社長に見せたら大変気に入って、オリジナルプリントを50枚納めました。
個人的には廃校になった穴吹の口山中学校の教室の中を撮ったプリントが気に入っています。(写真左下)
当時を思い出させるような懐かしい雰囲気が漂っています。

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益子マイカ(keiko & maika)/"S'il vous plaît!" 

---益子マイカさんからの感想---


機材をデジタルに移行して3年半。
当初はデジタルの痛みを感じる金属的な画像の仕上がりに悩んでいましたが、アワガミとの出逢いで問題は解消されました。アワガミの柔らかな風合いは、白黒及びカラーを問わず人肌の描写に最適で、今ではアワガミ無しでの作品作りは考えられません。

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