「いんべ」使用:写真作品実例

中嶋 正和 / Circle of Life - めぐる季節 -

AIJPは、思っていた以上にコントラストがあって、使いやすい印象です。

苦労した点は、「プレミオ雲流」は厚みがあるせいか、プリンタヘッドとのこすれが発生する
ことがあり、出力しなおすことになりました。

うまくいった点は、冬の写真は、「プレミオ雲流」の繊維が吹雪のようにも見え、奥行きが感じ
られると観ていただいた方にも好評でした。

紙によって作品の雰囲気が大きく変わることが実感できました。
次の作品はまだ決まっていませんが、作品にあった紙を見つけられるよういろいろ
試していきたいです。

Alice Tremblais

Awagami's ancestral tradition and technical washi-making expertise turns each paper into a masterpiece. The papers unique qualities place it at the heart of the artist's creation process.
Printing gives washi a second story as the fibers and pigments interact - revealing softness & sharpness, density & transparency, lightness & strength...
These days artists also approach the papers printed surface not as simply an 'end to
the means' but as a layer to be further manipulated, painted upon, varnished, re-worked, etc....During this final creative movement, perhaps no other paper can give the artist's hand such fluidity and freedom as Awagami washi.
For a master printer or an artist, working with Awagami washi is simply a joyous and unending adventure.

Alice Tremblais
Chef de projets
Okometa Paris, France

楊 ダニエル / The Royal Workshop Japan

---楊 ダニエルさんからの感想---

ブライダルアルバムの制作をされておられる、楊 ダニエルさんに、AIJPについて
おうかがいしました。

「和紙を使ってよかったこと。」
和紙の表面の荒さと、フィルム写真の粒子が非常にマッチすること。
写真の深さと物語の深さが、普通の光沢紙より増します。
白い壁に1枚のこの作品を飾るだけで芸術作品になります。

「和紙を使って困ったこと。」
和紙の上にホコリやチリがあるとインクがのらない。
インクをのせたり乾かしたりするのに細かい計算が必要。
和紙は重いのでマニュアルで紙をプリンターに差し込まないといけない。

これからAIJPをお使いになる方へは、上記のことを気をつけてください、との
ことです。

「写真を和紙にプリントするときに気をつけているところ。」
必ず印刷前にブロワーでホコリを優しくとります。
白手袋を着用します。
プリンターののトレーに紙を入れてオートで印刷するのではなく、
マニュアルで調整しながらいれます。

このように、丁寧に和紙をあつかってくださるダニエルさんは、アルバムの製本も
とても丁寧にされておられます。まさに、「世界に一つだけしかない」心のこもった
アルバムですね。


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