写真作品実例

Koichi Nomi / 陰翳の間 Rooms in praise of shadows

作品は、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」にインスパイアされた10枚の写真だそうです。

「今回の写真は、どうしてもレトロな感じを強調したかつたのでこの紙を選びました。
和紙独特の風合ひ、それでゐて彩度もコントラストも申し分ないこの紙は、今回のテーマ「陰翳礼讃」「古い和室の美人画」にもつてこいでした。

今回の「環 -TAMAKI-」展での作品「陰翳の間」の光と影は、プレミオ 楮-白だからこそ表現することが出来ました。想像以上の、良い紙でした。」


Nomiさんに、撮影時の技巧についてお尋ねしました。
「自然光とストロボ光の融合ですね。自然光全てだとコントラストが強すぎるし、全てストロボ光だと陰翳が出せません。そこで、自然光とストロボ光のバランスを取るのに気を遣ひました。もともとストロボ光は私の重要な営業品目なので、調整それ自体は慣れたものです。」

また、苦労された点についてもこのようにおっしゃっておられます。
「印刷前の仕上げ、つまりLightroomとPhootshopでいかに自然な絵にするかで少し試行錯誤しました。決め手は今年アップグレードされたLightroomのプリセット。これを100%にしないで使ふと、なかなかバラエティに富んだ絵が得られるんです。」

最後に、今回の作品でうまくいった点について、
「和紙を選んだこと。そのためモニターで見る絵よりも少しだけコントラストと彩度が弱まり、私の意図した陰翳が表現できたこと。」

今後の活動について、このようにおっしゃっておられます。
「もともと「グラビア系」のカメラマンなので、もし和紙を利用するなら、和紙独特の柔らかさを活かした、柔らかいグラビア(Nude等)を作り上げたいですね。サイズはA2で。展示の際はやはりこれくらゐの大きさは欲しいです。」


Koichi Nomi
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制作者: Koichi Nomi
URL: https://www.facebook.com/18Gray
使用した紙: プレミオ 楮-白,大四つ切り
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