写真作品実例

長浜 健治 / 同胞

---長浜 健治さんからの感想---

A.I.J.P.との出会いは、「GANREF主催のセミナーで、写真家・吉田繁先生の講
義を受講し、その中でアワガミファクトリーの和紙をご紹介いただきました。」
という長浜さん。

ブログでもご紹介させていただいた長浜さんに、今回お話を伺うことができま
した。
▼ブログ記事
http://awagami.jugem.jp/?eid=637

長浜さんは、AIJPシリーズでは「楮」や「びざん」「竹和紙」を使って、モノク
ロ写真やカラー写真作品をプリントされています。

【竹和紙】について、「EPSONの6色染料プリンターPM-G860も所有してお
り、『竹和紙』にプリントした経験がありますが、染料インクを使用した場合、
紙にインクが滲み込むため、表面の毛羽が目立ってしまってあまり具合が良くあ
りません。印刷前に刷毛で表面を念入りに掃いても駄目。PX-7Vは顔料インクの
ため、紙の上にインクが乗るので毛羽が目立ず、風合いよく仕上がります。御社
の和紙の中でも白色度が高く、腰があるのに柔らかな印象を与え、気に入ってま
す。いわゆる和紙らしいテイストとは異なりますが、他に替わるものがない風合
いです。値段が比較的安いのも魅力で、両面印刷できるのがうれしいです。」と
ご感想をいただきました。

次に【楮】について。「和紙らしいのはやはり『楮』でしょうか。白と生成りが
ありますが、生成りは絵柄が合えば素晴らしい風合いが得られます。モノクロと
の相性がいいと思います。白は意外とシャープな絵柄にも対応できますね。」

最後は【びざん】について。「『びざん』は手漉き和紙独特のテクスチャと耳つ
きが魅力です。手仕事で仕上げられているためとても高価でおいそれとは買えま
せんが、絵柄が合えば圧倒的な質感で見た人を圧倒できます。一般には自然風景
や花などの写真に合う用紙だと思いす。これでないと駄目だと言えるような作品
に使いたいです。」

これからA.I.J.P.をお使いになる方へのアドバイスとして「和紙はプリントの仕
方にちょっとコツがいります。具体的にはトーンカーブの調整で、これがうまく
いかないと風合いよく仕上がらないです。
L値20以下は再現できません(潰れます)。暗部は締まりませんので、ヒストグラ
ムに注意して仕上げてください。」とのこと。

写真はカタールで撮影したもの。GANREFセミナーで皆さんの前で発表(プレゼ
ン)したものです。

▼プレゼンの様子
http://ganref.jp/m/hamachan/reviews_and_diaries/diary/3761


「同胞」:AIJP楮/生成り/厚口 A3サイズ(上の写真)
「陽炎の街」:AIJP楮/白/厚口 A3サイズ(下の写真)

制作者: 長浜 健治
URL: http://ganref.jp/m/hamachan/portfolios
使用した紙: 楮/白,生成/厚口/A3
使用したプリンタ: EPSON PX-7V
プリンタの設定について:

プリンターの設定について:
プリンタードライバー側設定;
用紙種類:びざんはVelvet Fine Art Paper, その他はEPSONフォトマット紙
カラー:モノクロの場合でもカラーを選択
印刷品質:きれい(レベル5),このプリンターは双方向印刷オンでOK
色補正:色補正なし
給紙は背面給紙にします。

Photoshop側設定;
カラー処理:Photoshopによるカラー管理
プリンタプロファイル:Color Munki Photoで作成したICCプロファイルを使用
マッチング方法:知覚的+黒点の補正にチェック

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